藍原君の論文がCell Reports誌に掲載、表紙を飾る!+論文マグカップ贈呈式


藍原君の論文がCell Reports誌に掲載されました。論文はこちら。僧帽細胞のイラストが表紙を飾りました。プレスリリースを行いました。九大プレスリリースはこちら西日本新聞に掲載されました。
生後発達期には神経回路のリモデリングが起こりますが、その過程で神経活動が神経突起の強化を促すことは良く知られています。今回、その強化(アクセル)シグナルを下流に伝えるための切り替えスイッチ(クラッチ)役として、BMPR-2を同定しました。神経活動とBMPの両方が揃うことで、アクチン細胞骨格が強化され、樹状突起が強化されることを明らかにしました。長年の苦労が実って、藍原君はこれで学位取得の見込みです。おめでとうございます。

追記:論文マグカップの贈呈式を行いました。初めて作ってみましたが、なかなかかっこいいです。最近は多くのジャーナルがオンライン化していて形に残るもの(紙の雑誌とか)がないので、学位論文を仕上げた学生さんにはお贈りしたいと思います。