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Inje(仁済)大学医学部の学生さんによる研究室訪問

2009年01月27日

2009(平成21)年度:Inje(仁済)大学医学部の学生さんによる研究室訪問:九州大学医学部は韓国の釜山にあるInje大学医学部と平成19年3月に部局間交流協定を締結しています。この度、医学科/生命科学科2年生を対象とした解剖学実習に参加のために平成22年1月16日から来福中のInje大学医学部の学生さん10名の内の6名が、1月27日の午後に当方の分野を訪問されました。「Significance of Error-avoiding Mechanism for Oxidative DNA Damage in Carcinogenesis」のタイトルで、標的遺伝子組み換え(Gene Targeting)による遺伝子改変マウスの樹立についての概略の紹介とMth1遺伝子欠損マウスにおける自然発がん解析の話を分野責任者である續が約40分担当しました。引続きMutyh遺伝子欠損マウスを中心とした酸化ストレス誘発消化管発がんの解析について、中津准教授が紹介しました。その後、大野助教の説明で研究室内の細胞培養の部屋や病理解析の部屋等を見学してもらいました。参加した学生さん達は、皆十分な英語によるコミュニケーション能力を持っており、積極的に質問していたのが印象的でした。約90分の当方の分野訪問後は、續が施設長を兼任している医学研究院の動物実験施設を訪問し、小野教授による英語での動物実験の簡易講習受講後に、専用の青色実験衣に着替え、新築後に昨年10月から使用を開始した施設A棟にある洗浄滅菌室、SPF実験室や感染実験室のシステム、さらには、臨床医学領域の研究者が多く利用する大型動物を対象とした手術室等があるB棟を見学してもらいました。

左:セミナー室で中津准教授と談笑
中央:分子遺伝学実験室の中で、大野助教(左端)とDC3年生の朴さん(右端)一緒に
右:総合研究棟玄関前で、續(前列左端)

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