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林田元気(Genki Hayashida)

林田元気(Genki Hayashida)

経歴

平成21年4月 九州大学理学部生物学科 入学
平成26年3月 同上卒業
平成26年4月 九州大学大学院システム生命科学府(一貫博士課程)入学

自己紹介

 理学研究院生物科学部門の染色体機能学研究分野の釣本敏樹教授の研究室からの学内共同研究員として、学部4年時から基礎放射線医学分野で研究を行っています。学内共同研究員になるきっかけとしては、学部1年生の前期に全学教育科目「生物科学II」で續教授と中津准教授の講義を受けたことと、2年生の春休みに理・農・薬・医の有志教員による「西風塾」での体験学習があります。
 卒業論文のテーマは「大腸菌rpsL遺伝子導入マウス由来の線維芽細胞を用いた酸化ヌクレオシド (8-oxo-dG) による突然変異の検出と解析」で、酸化ヌクレオシドが細胞内でどのような突然変異を引き起こすかについての研究に従事しました。研究の結果、培養細胞に8-oxo-dGを投与すると、G→Tトランスバージョンが増加することがわかりました。これは酸化ヌクレオチド8-oxo-dGTPを投与した際に起こる突然変異とは異なった変異であり、これまでに考えられている経路とは別の経路で突然変異が生じている可能性が示唆されました。

現在の研究テーマ:酸化ストレスに起因する細胞死誘導の分子機構の解明[指導教員:中津准教授]

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