Derrick E. Rancourt博士　来学

2010（平成22）年度：日本学術振興会外国人研究者招へい（短期）プログラムに採択された、カナダのカルガリー大学医学部教授のDerrick E. Rancourt博士が10月10日～11月1日の期間に「先進的医学研究のための遺伝子改変マウス樹立連携研究」のために九州大学医学部訪問教授として来日され、この間九州大学医系キャンパスでの研究討議・交流に加えて、東京大学医科学研究所、熊本大学生命資源研究・支援センター、京都大学iPS細胞研究所等を訪問されて、講演・研究交流を行なわれています。九州大学では、10月14日（木）、27日（水）の夕方にはそれぞれ「Expansion and Differentiation of Pluripotent Stem Cells to the Osteoblast and Chondrocyte Lineage in Stirred Suspension Bioreactors」「NorCOMM Gene Targeting Vector Construction Pipeline」と題して第27回、第28回の生命医科学セミナーを担当されました。また10月27日の3時からは、生命科学科の希望学生15名を対象に、「The Importance of Developing Leadership Skills in Graduate School」と題して、如何にして研究者になるか．．．、漫然と大学院に進学するのではなく、チームの中でリーダーシップを発揮できるような訓練が必要であること等、研究者としてのキャリア形成に関して、成功への秘訣を整理して話をしていただきました（→生命科学科のウェブサイトを参照：英語によるセミナー ）。

写真　左：セミナー中のRancourt博士、中央：大学院生との個別のディスカッション 右：ディスカッションした大学院生達とのスナップ写真