岡素雅子(Sugako Oka)
研究のキーワード
細胞死、ミトコンドリア、DNA酸化損傷、8-オキソグアニン、がん幹細胞
主な研究テーマ
1) がん幹細胞性維持におけるDNA酸化損傷とその修復システムの役割
2) 核あるいはミトコンドリアDNAに蓄積した酸化塩基が誘導する2つの異なる細胞死経路
現在ならびに最近従事してきたプロジェクト研究
1) がん幹細胞の特性におけるDNA酸化修復酵素の役割
2) TFAM発現を用いたアルツハイマー病におけるインスリンシグナル破綻機構の解明
厚生労働科学研究費補助金(2013-2015)
3) p53によるDNA修復遺伝子MUTYHの発現制御と細胞死における役割の解明
厚生労働科学研究費補助金(2010-2012)
武田科学振興財団 (医学系基礎研究奨励) 2009
所属学会名
日本分子生物学会
日本癌学会
日本ミトコンドリア学会
日本環境変異学会
日本神経科学会
簡単な自己紹介
香川大学医学部卒業後、九州大学第一内科循環器研究室に入局し福岡東病院等で医員として従事、同時期に九州大学健康科学センターにて コネクシンの遺伝子変異解析による徐脈性不整脈の病因研究(厚生労働科学研究費補助金)に参加。九州大学大学生体防御医学研究所 中別府教授の研究室で医学系学府 (臓器機能医学専攻)の学位を取得後、 2010年より特任助教として同研究室で研究を継続。2016年4月より九州大学第一内科からの共同研究員として現研究室に派遣、今後は新たな分野を学びながらDNA酸化損傷と発がんに関連し独自の研究を展開したいと考えています。(平成28年4日1付 久留米大学 分子生命科学研究所・高分子化学研究部門・研究員)平成28年10月1日付で福岡歯科大学老化制御研究センター・助教に赴任