「DNAの不思議を学ぶ —– 夏休みサイエンス体験学習」
2014年08月20日
8月15日(金)当研究室で行われた「夏休みサイエンス体験学習」に福岡市東区名島校区子ども会の5、6年生でサイエンスに興味を持った約20人の子供たちが参加しました。参加希望人数が多かったため、急遽午前と午後の2回、2グループに別れての体験学習となりました。
はじめに「サイエンス・レクチャー」として、遺伝のことや、DNAをとおして祖先から受け継いだ命がずっとつながって今の自分たちに届いている事、そしてDNAの構造、最後にDNAの抽出の方法を学びました。次に体験学習1としてDNAの抽出(エタノール沈殿)を各自で行い、実際にもやもやしたDNAが出てくるところを観察しました。そして体験学習2としてDNA模型づくりに挑戦しました。クラフト紙に印刷されたパーツを切り抜き、順に組み立てていくとDNAの二重らせん構造が出来上がりました。
子供たち全員楽しそうに取り組んでくれました。学校ではなかなか学習できない「生命科学」について興味を持つきっかけになってくれたらと思います。
将来のサイエンティストの誕生が楽しみです。
(文責:大野)