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Zing Conference: Genome Integrity 2015に参加

2015年08月11日

2015年8月1日〜52708811_04日にオーストラリアのケアンズで行われた国際会議「Zing Conference: Genome Integrity 2015」にcontributing talkとして招待されて助教の大野が講演しました。このカンファレンスは、DNA修復やDNA複製などの研究者が一同に会して、遺伝病、がん、老化、神経変性疾患等の原因やそれらの治療方法を、ゲノム情報の安定維持機構の観点から理解するという目的で企画されたものです。特に、塩基除去修復系、ヌクレオチド除去修復系、ミスマッチ修復系、損傷乗り越えDNA合成、相同組換え、細胞周期シグナルにフォーカスを当てた学術集会でした。それぞれの分野のベテラン研究者からは歴史的背景から未発表データを含む最新の研究成果までの話があり、非常に有意義でした。私はカンファレンス4日目の午後のセッションの最後に「Role of the oxidative DNA damage repair system in somatic and germline mutations in mice」のタイトルで発表しました。多くの参加者から「初めて知る情報でとても興味深かった」とのコメントをいただき、海外でも自身の研究成果を積極的に発信する事の大切さを実感しました。

(文責:大野)

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