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チェンマイ大学(タイ)医学部のDr. Rawiwan Wongpoomchaiの研究室訪問

2012年09月18日

2012(平成24)年度:チェンマイ大学(タイ)医学部のDr. Rawiwan Wongpoomchaiの研究室訪問:前日の台風16号の北部九州地方接近通過が懸念された中、首都バンコクを深夜に出発し朝8時に福岡空港に到着する便で、タイのチェンマイ大学(Chiang Mai University)医学部生化学教室のDr. Rawiwan Wongpoomchaiが、9月18日(火)に当方の研究室を訪問されました。彼女の研究室(大学院生7名)では、植物由来の化学物質の抗変異原性並びに抗発がん効果に関する研究が精力的に進められています。チェンマイ大学は、首都バンコクに次ぐ人口を抱えるタイ第2位の都市チェンマイにあり、北部タイの中心的な研究・教育機関で、研究の拠点大学として国家的事業「ライス・プロジェクト」を展開しています。午前中の研究室セミナーでは、主にPurple Riceから抽出した化学物質を用いた研究について紹介していただきました。百年講堂のレストランでの昼食後は、中津准教授から当方の分野で進めているモニター遺伝子を用いた培養細胞並びにマウス個体での突然変異の解析系の説明を行ない、共同研究の提案をしました。9月19日~21日に札幌で開催の日本癌学会第71回学術集会に参加のための来日で、ショート・ステイではありましたが、有意義な情報交換ができました。共同研究が順調に展開できればと期待しています。


写真は 左:当方スタッフとのディスカッション、右:昼食後、九大病院の建物と”神の手”の彫像を背景に

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