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研究室配属I(総合医学IV)/早期研究室体験実習

2013年07月26日

 2013(平成25)年度:研究室配属I(総合医学IV)/早期研究室体験実習:医学科並びに生命科学科の3年生が基礎医学研究を体験する実習で、本年度は、6月24日~7月19日の4週間の日程で実施されました。当方の分野には、医学科3年生の東夕喜君、柴山貴宏君、八坂裕太君の3名が中津准教授の指導で、「酸化DNA傷害による突然変異の解析」をテーマとして、大腸菌rpsL遺伝子を利用したマウス培養細胞の突然変異解析に取組みました。最終日の7月19日には、この期間で学んだ「酸化ストレスにより誘発される突然変異とそれを防止する酵素系」および、それぞれが取組んだ実験の成果を英語でまとめたパワーポイント形式のファイルを使って、研究室セミナーの場で発表しました。今年度は教務委員会での「国際医学」の単位認定方針の変更に伴い、実習期間中に英文論文1編を読み、理解した内容を発表することにも取組みました。東君は「Innate lymphoid cells regulate CD4+ T-cell responses to intestinal commensal bacteria. Nature, vol. 498, pp113-117, 2013」、柴山君は「Tiny enzyme uses context to succeed. Nature, vol. 497, pp445-446, 2013」、そして八坂君は「Crystal structure of a nitrate/nitrite exchanger. Nature, vol. 497, pp637-651, 2013」について、それぞれが理解した内容を紹介しました。八坂君は現在、フリークオーターの期間の一部を使って、少しやり残した実験を継続中です。

 

 研究室配属が終了して寛ぐ学生さん:前列(左から)八坂君、中津准教授、後列(左から)東君、柴山君。

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