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福岡県立宗像高等学校との高大連携

2012年09月12日

 

本年度の文部科学省の事業「放射線等の課題研究活動」に採択された福岡県立宗像高等学校の藤原教諭からの依頼を受けて、高大連携の一環で、2年生の3名並びに2名の引率教諭には、全学教育科目として当方で担当している集中講義形式の「放射線とは何だろうか?」の中の「放射線等に関する研究の歴史」「放射線の生物影響(基礎)」を受講してもらいました(8月6日〜7日)。

 

9月11日(火)には、宗像高校の生徒さん3名が「放射線の生物影響」の体験的学習のために研究室を訪れ、「放射線による核DNA鎖切断領域の検出と素材による遮へい効果の比較」の実習を行いました。マウスの培養線維芽細胞にX線を照射し、細胞の核に生じたDNA鎖切断をγH2AXの抗体染色により検出する方法を学習してもらいました。また、X線照射の際には素材の異なる遮へい板を片側半分に設置し、材質による遮へい効果を比較してもらいました。

 
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