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理数オリンピックセミナー(生物)

2011年11月20日

 2011(平成23)年度:福岡県教育庁から依頼されて今年度は高校生理数能力向上事業理数オリンピックコンテストでの「生物」成績上位者に対して10月30日~11月20日の期間の日曜日を利用した4回シリーズの「理数オリンピックセミナー(生物)」を担当しました。セミナーのテーマは、突然変異や発がんを抑える仕組みを学ぶ:マウス個体での突然変異の解析で、参加した6名の高校生の皆さんには、「DNAと染色体」「遺伝子とがん」「放射線と健康」「遺伝子操作マウスの樹立」各120分の講義の他、突然変異を検出するための大腸菌へのプラスミド導入による形質転換実験等を経験してもらいました。また今年度は最終日に、当方の分野の共同研究員でもある北九州市立大学教授の日高京子先生による「ES細胞とiPS細胞」の講義とES細胞から心筋への分化の観察を体験してもらいました。


写真は 左:形質転換実験、中央:マウスの解剖の見学、右:ES細胞から心筋への分化の観察

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