平成23年度研究室配属Ｉ（総合医学ＩＶ）／早期研究室体験実習

　2011（平成23）年度：研究室配属Ｉ（総合医学ＩＶ）／早期研究室体験実習：医学科並びに生命科学科の3年生が基礎医学研究を体験するものとして、本年度は、6月20日～7月15日の4週間の期間で設定されました。医学科の大塚健一朗君は中津准教授の指導で、マウス個体での突然変異解析系の改良を目的として、「lacI-Strep tag融合タンパク質の精製とその解析」をテーマとして実験に取組みました。また、生命科学科の西田理紗さんは、大野助教の指導で「放射線の生物学的影響の解析」をテーマに、野生型マウスや酸化DNAの修復酵素であるOgg1遺伝子欠損マウスを用いて、Ｘ線照射後の腸管の病理学的解析等の実験に取組みました。最終日の7月15日には、それぞれが取組んだ実験の成果を、パワーポイント形式のファイルにまとめて、発表しました。生命科学科の西田さんは、後期の授業科目「科学英語ＩＩ」で、今回の実験を踏まえた英語による発表の準備学習が行なわれることから、これに備えて、7月19日～8月31日の期間に設定された「フリークオーター」の期間に一部食い込んで、実験を継続しました。

　　　写真 上段：実験中の西田さん（左）、大塚君（右）、下段：研究成果発表会で、西田さんと大野先生（左）、大塚君と中津先生。