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医学科6年生の研究室配属

2010年06月04日

2010(平成22)年度:医学科6年生の研究室配属:日頃、臨床医学系の学習及び医療実習を行っている医学科の6年生が基礎医学研究を体験するものとして、本年度は、4月5日~5月7日(第一期)、5月10日~6月4日(第二期)の期間で設定されています。第一期には石川君、久野君の2名が、また久野君は第二期も引き続き私達の分野で研究を体験します。石川君は大野助教の指導で主に「放射線誘導DNA 損傷と修復機構」について、腸管や精巣組織を用いた病理学的解析や遺伝子発現の検出等の実験に取り組んでいます。久野君は中津准教授の指導で、大学院修士課程の学生さんと一緒に、マウス個体での突然変異解析系の改良を目的として,「lacI-Strep融合タンパク質の精製とその解析」をテーマとして実験を行っています。4月30日(金)の午後には、第一期での体験を基に、石川君は「腸管および精巣におけるX線照射後のDSBの検出」と「腸管および精巣におけるMutyhの発現解析の試み」の2つのテーマで、また久野君は「lacI-Strep tag融合タンパク質発現ベクターの作製」のタイトルで、それぞれの進捗状況の発表をしてもらいました。また、研究室配属の2週目の4月16日の夕方には、研究室での歓迎会を行いました。

左:セミナー室で中津准教授の説明を受ける二人
中央:分子遺伝学実験室の中で、大野助教(左)と医学科6年生の石川君(右)
右:セミナー室のPCの前で、医科学修士課程1年生の大岡さん(右)と解析に取組む医学科6年生の久野君(左)

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