対面講義撮影の注意点等をまとめました。
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撮影時持って行くもの
- ビデオカメラ(+ワイヤレスマイク)2台(以上)
- 三脚2台(以上)
- 延長コード(多めに)
- コードの長さ、カメラの設置場所等の確認のため出来るだけ撮影場所の下見を行うとよいです。
- ICレコーダー
- ビデオカメラの音声が録音できていない場合やノイズが多い場合もあるので、万が一に備えておくとよいです。質疑応答がある講義であれば聴講生の音声を収録します。
- ワイヤレスマイク用電池
- 前日に充電しておきましょう。
撮影する際のビデオカメラ等の設定
- ビデオカメラ 2台
①講義者撮影用
②スライド撮影用 - eラーニング用であれば画質はSD、画面アスペクト比は4:3に設定します。(パソコンのスペックにもよりますがHDは編集時コマ落ちが多く作業しづらいことが多いです)
②は出来るだけスクリーン正面から撮影しましょう。
- ワイヤレスマイク 2つ
①講義者の胸ポケット中央寄りにつける
②机上などに置く※ICレコーダーも音声収録の予備として使用します。
- 胸ポケットは端だと脇に挟まり、襟の縁だと衣類に当たりやすいので注意しましょう。
ステレオ(2ch)で収録します。
①を嫌がる講義者の場合は仕方がないので机上に置いて収録後、編集時に音量調節します。
②のマイクはファンの音が入らないよう講義者使用のPCやプロジェクターから離して設置します。
撮影前の確認事項
- ビデオカメラのホワイトバランス、明るさ設定
- ホワイトバランスは必ずマニュアルで合わせます。(合わない場合は編集時に対応します)
明るさはマニュアルで合わせ固定します。(特にスライド撮影は明るさが安定しないので注意が必要です) - 音声のチェック
- モニター画面右下に音声バーが表示されるので、音が拾えているかどうか確認しましょう。(表示がない場合はイヤホンで確認します)
- 講義者をなるべく画面中心に
- モニター画面のガイドラインを見て、なるべく講義者の身体が画面の横方向真ん中に映るように意識します。
身振り、手振りの多い講義者は引き気味で、あまり動かない講義者はバストショットよりもアップで撮るとズームイン、アウトを多用せずに撮影ができます。
3分割法を使用するのもよいです。(ガイドラインの交点にポイントを持ってくると構図が安定します)
撮影の注意点
- フリッカーが出る場合はシャッタースピードをマニュアルで設定します。(1/60〜1/100)
- 撮影中ピントが合ってない場合はマニュアルで合わせます。
- 撮影画面の角度を確認します。(三脚の水準器と画面のガイドラインを見ながら調節)
- スライドを投影したスクリーンを撮影する場合、投影画面自体が斜めになっていることがあるので注意します。三脚で修正できない場合は編集で対応します。
- 座っている聴講生の頭が写らないように三脚の高さは最大にします。
- 講義者が動き回る場合は、見切れてもよいのでゆっくりパンします。(早いと画面酔いするため)