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「東野利夫氏関係資料」について
2024.5.17
「東野利夫氏関係資料」について
医学歴史館では、日ごろから、貴重な歴史資料の保存と展示を行っていますが、医学の歴史、とりわけ九州大学医学部に関する大切な歴史資料が失われることがないように資料収集にも努めています。
今般、九州大学医学部卒業生である故東野利夫氏(「汚名:九大生体解剖事件の真相」の著者)のご遺族から、東野氏が生前に集めておられた資料をご寄附したいというお申し出がありましたので、大切な資料として医学歴史館に保存することにし、令和6年4月に寄附手続きが終了しました。
資料の概要
・資料の数は約300点。文書ファイルボックス14箱(段ボール1〜2箱分くらい)。
・内容
著書・論文等執筆活動に関する資料(原稿(手書き含む)等)
展示に関する資料(パネル原稿等)
「殉空の碑」(大分県竹田市に墜落したB29の慰霊碑)関連資料
上記活動に伴う取材・調査資料
書簡類
東野氏は第二次世界大戦中に起きた、いわゆる生体解剖事件という、戦時中の不幸で悲惨な出来事を経験されました。本資料はこの事件の直接的な記録ではありません。ご自身の体験が大きな契機となり、時間をかけて蒐集または作成されたもので、東野氏の言論活動を跡づける資料です。本資料は戦争と医療について考える貴重な機会を提供し、医学教育や平和教育をはじめ、広く社会に役立つ可能性を有しています。
ご遺族にはご寄附いただいたことを心から感謝いたします。
今後は、資料を整理した上で、目録を刊行して公開する予定です。また、展示に関しても、検討を進めて参ります(期日は未定)。
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