平成29年度 九州大学地域医療実習施設研修会（開催報告）
九州大学医学部では平成24年度から学外での地域医療臨床実習を開始し、各実習施設との情報共有と臨床実習の円滑な運営と質の向上のため、毎年実習施設研修会を行っております。
今年度は3月10日（土）に、平成29年度九州大学地域医療実習施設研修会を九州大学病院ウエストウイング棟3階クリニカルスキルトレーニングセンターにて開催しました。住本医学研究院長の開会挨拶に引き続き、神戸大学大学院地域医療教育学部門 特命教授 岡山雅信先生に「地域医療実習プログラムの質を高めるための方略」と題してご講演いただきました。続いて各実習施設の中で5施設から参加型実習に積極的に取り組んでいる部署の御報告をいただきました。
最後に、今年度の各施設での参加型実習の問題点ならびに次年度に向けての改善点について６グループに分かれて議論し、グループ毎に発表していただきました。今回の研修会には21実習施設から医師や各部署のスタッフ合わせて41名の方が参加され、グループワークでは活発な議論を行い、次年度の地域医療臨床実習をより充実したものとするために、非常に有意義な情報共有の場となりました。
【開会の辞】 【基調講演】
住本 英樹 医学部長 神戸大学 医学教育学分野地域医療教育学部門 岡山 雅信 特命教授
【実習施設 部門別発表】
(上段左) 訪問診療部門：あおばクリニック 伊藤 大樹先生
(上段中央) 訪問看護部門：西福岡病院 山下 由佳里様
(上段右) デイケア部門：済生会ﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽｾﾝﾀｰ天拝 武田 規子様
(下段左) 老健施設部門：篠栗病院 荒井さおり様
(下段右) リハビリ部門：宗像医師会病院 中村 猛様
【ワークショップ(グループワーク）】
各グループでの振り返り グループ発表・質疑応答
