Home » NEWS » 「第30回九州放射線治療セミナー」を開催しました

「第30回九州放射線治療セミナー」を開催しました

 2018.8.2 

九州放射線治療セミナーは毎年、九州の放射線治療医、レジデント、研修医、放射線治療に携わっている看護師を対象として、情報交換を行う場として毎年開催しているものです。第30回となる今年は、例年よりもやや早い、2018(平成30)年6月30日(土)から7月1日(日)の2日間にかけて、福岡県糟屋郡の久山温泉夢屋において開催し、計79名にご参加をいただきました。

今回のテーマは「再照射」で、各施設から既照射病変に対して再照射を行う際に工夫している点、有効だった併用療法などの発表がありました。また、九州中央病院の栗崎看護師からは「がん放射線療法看護認定看護師としての自施設での役割と活動」についての発表があり、多職種チームによるがん治療について深く討論・考察することができました。

2日目の特別講演では、兵庫県立粒子線医療センター副院長 徳丸直郎先生より「粒子線治療について~その進歩と展望~」という演題名で、現在急速に普及している粒子線治療について詳細かつ興味深いお話を賜ることができました。

通常の学会よりもややアットホームな雰囲気で、若手からも忌憚のない活発なディスカッションを行うことができ、大変充実した2日間となったと思います。終了後のアンケートでは85%以上の人から「このセミナーに参加して有用だった」、「来年も参加したい」との回答を得ることができました。引き続き、来年も開催して参りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:九州大学大学院医学研究院 九州連携臨床腫瘍学講座 講師 吉武 忠正)

Copyright(c) 2018 九州連携臨床腫瘍学講座 All Rights Reserved.